お盆の意味とは精霊のことだった!精霊馬の正しい読み方とは?
お盆は、生前親しくした故人や先祖の霊をお迎えする日本の祖霊信仰と仏教が融合した行事です。
しかしこのお盆の意味は、その行事だけを示すものではないのをご存知でしょうか。
今回は、日本人のほとんどが忘れてしまったもう一つの「お盆の意味」をお話します。
お盆の意味とは精霊のことだった!!
「何言ってんの!?」
「お盆は、亡くなった人の霊魂を迎え火や送り火でお迎えする期間のことだよ!!」
という方、もちろんそれも間違いではありません。
そもそも「お盆」とは、お供え物を置く容器「おぼん」を指す意味で用いられていました。
お供え物を置く「おぼん」は、とても神聖なものとされ、
それが時を経て、祀(まつ)られる精霊の呼び名となったのです。
実際に田舎の方では
「盆さん、盆さん、この明かりで来ておくれ」
「盆さん、盆さん、この火見てございよ」
と言って、ご先祖様をお迎えする地域もあります。
これは「盆」=「霊魂」=「精霊」だった時の名残なのです。
「精霊馬」の読み方知ってますか?
「しょうりょうま」もしくは「しょうりょううま」と読みます。
しかしパソコンの漢字変換を使っても
「しょうりょうま」→「仕様竜馬」
「しょうりょううま」→「少量馬」
などと変換されてしまいます(^^ゞ
パソコンの漢字変換は、耳慣れない日本語でも結構な確率で正しく漢字変換してくれるので、期待したのですが、、、
まだ「IME」に登録されていない文字もあったのですね。
パソコンで入力するときは「せいれいうま」と変換した方が正しく表示されるようです。
この精霊馬には「馬」と「牛」の2種類があって、
きゅうりでつくったものだけを「馬」と呼び、行きは少しでも早く来れるように。
ナスでつくったものは「牛」と呼び、帰りはゆっくり帰ってもらえるように。
という願いが込められています。
なんだかご先祖様をお迎えする温かい心が感じられてしみじみしますね(o^-^o)
ちなみにご先祖様分の精霊馬を作る必要はありません。
足の速そうなキュウリの馬と、遅そうなナスの牛を丁寧につくってあげてください。
本気出してる精霊馬
最近は精霊馬に凝る人が増えています。
その一部を紹介します。
精霊馬を作ってと叔母から依頼を受けたので作ってみました〜(`_´)ゞ pic.twitter.com/zLEygwFB25
— ひみこローズ@オカメインコ迷子中 (@himikorose) 2016年8月12日
今年のネタが思いつかない(・Д・)#精霊馬 pic.twitter.com/JLk9IhROnD
— 榊 柾人@ひとりLS祭り開催中('ω') (@Masaki_Plus) 2018年2月7日
今年のインコ達用「インコ精霊馬」
ゴーヤのシーグリーン小桜:ヤル気あるコなのでびゅんびゅん跳んで速いよ!
ナスのバイオレット小桜:甘えん坊ですぐ撫でて?っと転がるのでゆっくりになるよ!
blog→https://t.co/vGFMDSBYDw#精霊馬 #小桜インコ pic.twitter.com/5btPZwedZG— *kaori*?birdshowcas (@lovebirdshowcas) 2017年8月12日
筋肉式☆精霊馬#KonoHana #commando pic.twitter.com/ebATlKUqE9
— ひめたま聖戦士-実況垢 (@Boxer4_commando) 2017年11月15日
これじゃ駄目だと思ったので
もうちょっと飛ぶ感じにしました
今年の精霊馬は乗り心地を追及(赤ちゃん付き) pic.twitter.com/AD2om7odq8— 高橋ザムザ (@zamza825) 2016年8月12日
精霊馬出来ました~\(^^)/
馬とネコバスと何かキメラ(きのこ➕タコ…?) pic.twitter.com/hGFqEoVo76— 雲居 (@nacht1827) 2016年8月12日
私的にはリアルな馬や牛を見てみたかったのですが、、
子孫たちが一生懸命つくってくれた精霊馬ですので、きっとご先祖様も喜んでくれるのではないでしょうか。
お盆に帰省してる人ってどれくらいいるの?
さまざまなインターネットの調査情報を加味すると、お盆に帰省している人の割合は「2割弱」でした。
渋滞や人込みが面倒、お金がかかるなどの理由から、半数の人が家で過ごすらしいです。
私は長くて1泊、短くて日帰りですが、ほぼ毎年帰省しています。
中にはほとんど休みがないので帰省できないという人も。。。
サービス業の人は、書き入れ時なので休日をずらしてとる人も多いみたいですね。
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管理人のひとりごと
子供の頃、お盆といえば帰省先で“いとこ”と会えるのが楽しみでした。
私の夏の頃の思い出は田舎に凝縮されています。
花火をしたり、祭りに行ったり、ゲームを一緒に楽しんだり、少ないお小遣いでお菓子を買ったり、夏休み緒宿題に一緒に追われたり、、、
田舎には本当にいい思い出が沢山詰まっています。
しかし祖父母が他界してしまったため、来年からは帰省する機会も減りそうです。
正確には帰省先というのは、両親の住んでいるところになるので、実家がなくなった訳ではないのですが、幼少期の思い出が詰まった場所に帰る機会がなくなるというのは少し寂しいものです。
祖父母のお墓は、田舎にずっとあると思うので都合がつく限り帰省はしたいと思っています。
年に1度のことですしね(^^
それでは皆さまも良いお盆休みをお過ごしください。
執筆者:レタス
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