大浦天主堂が世界遺産に!アクセス・営業時間は?原爆被害受けていた
2018年6月30日「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界遺産に認定されました。
日本の建物などが世界遺産に選ばれると、やはりうれしいですね。
関連施設のある地域は、観光客が来て経済も活性化するでしょうし、そういった面では良いことだと思います。
私は九州出身ですが、今回世界遺産の認定を受けた大浦天主堂についてあまり詳しくなかったため、調べてみました。
・アクセス・営業時間・駐車場
大浦天主堂へ行く人の多くは長崎観光も兼ねていると思います。
ですので、ここでは「長崎駅からのアクセス方法」をご紹介します!
大浦天主堂は長崎市の南に位置します。
住所:〒850-0931 長崎市南山手町5-3
【快適にスイスイと車に乗って行く】
長崎駅から南へ(202号線→499号線)
所要時間:7分~10分
【情緒あふれる路面電車に乗って行く】
1.長崎の街中を走っている路面電車「長崎電軌1系統 正覚寺下行」に乗ります。
2.出島駅で降りて南へ徒歩18分~20分(1.4km)
所要時間合計:23~30分
【長崎バスを利用して行く】
1.「長崎駅前南口」から「上戸町行き」に乗る。
2.「大浦天主堂下」にて下車する(所要時間10分)。
3.西へ徒歩3分
長崎駅前南口バス停の場所です↓
【徒歩でのんびりと行く】
長崎駅から南へ(202号線→499号線)
所要時間:30分~40分
ゆっくりと長崎の街並みを楽しみたい場合は、路面電車がおすすめです。
20分ほどの散歩も堪能できますし、ゆっくりと進むことで沢山の出会いや気づきがあることでしょう。
【大浦天主堂の営業時間や休日・駐車場】
・営業時間:8:00~18:00
※拝観受付は閉館17:45まで
・休 日:なし(年中無休)
・電 話:095-823-2628
【駐 車 場】
大浦天主堂周辺の主な駐車場です。
※沢山の台数が停めれる駐車場がないため、路面電車かバスでの移動をお勧めします。
・大浦天主堂は、かつて原爆の被害を受けていた!?
大浦天主堂は1865年に建設されたため、1945年8月9日に投下された原爆の影響を受けています。
爆心地から離れていたので、倒壊や焼失の被害は受けませんでした。
原爆投下から7年後の1952年には修理が完了し、その翌年に洋風建築として初の国宝指定を受けました。
当時の写真と現在の写真を見比べると若干そのシルエットが変わっていることが分かります。
※原爆が投下される前。
・気になる入場料は?
ステンドグラスやマリア像、教会の荘厳な雰囲気は一見の価値ありです。
ぜひ拝観されてください。
【拝観料(一般)】
大人:1,000円
中高生:400円
小学生:300円
【拝観料(団体)】
大人:900円
中高生:300円
小学生:200円
※それぞれ100円引き
【拝観料(一般・障害者)】
大人:300円
中高生:200円
小学生:150円
【拝観料(団体・障害者)】
大人:250円
中高生:150円
小学生:100円
・おすすめ周辺施設
【旧羅典神学校】
大浦天主堂の右側にある施設で、重要文化財に指定されています。
1926年まで神学校校舎兼宿舎として使用されていた建物です。
現在ではキリシタンの資料がたくさん展示されています。
【グラバー園】
もとはイギリス人商人が住んでいた敷地だった場所に、様々な施設が建てられ観光地として現在に至ります。
古き良き時代を感じさせる「旧自由亭(喫茶室)」やお土産などが売られている「ガーデンショップ」、「レトロ写真館」では、ハイカラな衣装を着てタイムスリップ間隔を楽しむことができます。
【軍艦島デジタルミュージアム】
2015年に世界遺産に認定された軍艦島をデジタル技術により再現したミュージアムです。
軍艦島では味わうことのできない、当時の人の生活や地上から採炭現場までの道のりをバーチャル体験できたり、ミニチュアや3DCGによって再現された軍艦島を楽しむことができます。
・営業時間:9:00 ~ 18:00
・休 刊 日:不定休
・入場料
一 般:1,800円(団体 1,500円)
中高生:1,300円(団体 1,000円)
小学生:800円(団体 600円)
幼 児:500円(団体 300円)
3歳未満:無料
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管理人のひとりごと
最近世界遺産の認定ペースが上がってきていると感じるのは気のせいでしょうか。
最近10年間の登録数が気になったので調べてみました!
2007年:22件
2008年:27件
2009年:13件
2010年:21件
2011年:25件
2012年:26件
2013年:19件
2014年:26件
2015年:24件
2016年:21件
2017年:21件
どうやら気のせいだったようです(^^ゞ
ちなみに日本の登録数は世界で12番目で21カ所(2017年現在)
今回登録されたことで11位22カ所だったイランと並ぶかもしれませんね。
上位3位は、「1位:イタリア53カ所」「2位中国52カ所」「3位スペイン46カ所」です。
世界遺産の数が多いことで旅行者が増え、外貨も獲得する機会が増えると思う一方、世界遺産の管理・維持費にも多額の費用が掛かるといいます。
執筆者:レタス
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