ハムサとは何なのか?手に瞳の模様が書いてある、あの印の意味。
どうも、レタスです。
「ハムサ」という言葉をご存知ですか?
手の中に瞳が描かれたデザインと言うとイメージがつくのではないでしょうか。
一見不気味な模様ですが、意外な効果がある神聖なものなのです。
今回はこの「ハムサ」について語りつくします。
ぜひ最後までお付き合いのほど、よろしくお願いします(o^-^o)
ハムサとは何なのか?
「ハムサ」とは、中東に伝わる護符のことです。
手に瞳をあしらった護符を持っておくと邪視(じゃし)から身を守ることができると伝えられています。
ちなみに「ハムサ」はアラビア語で「5」を表すことから、指が5本ある「手」の意味があります。
だから手の形をモチーフにしているのですね。
ちなみに「ハムサハンド」という呼び方もするようですが、これだと「手」の意味が重複しちゃいますよね。
調査しきれなかったのですが、これにも深い意味がありそうです。
邪視(じゃし)とは?
ハムサの護符と深いか関わり合いを持つ「邪視」とは何なのでしょうか?
邪視とは世界中に分布する民間伝承の一つで、相手をジッと睨みつけることによって呪いをかける魔力とされています。
別名「イビルアイ(evil eys)」、「邪眼(じゃがん)」、「魔眼(まがん)」とも言われます。
世界各地で「邪視」は信仰されており、邪視によって呪い殺すことができると信じられています。
青い瞳の人間は、故意か無意識かに関係なく邪視によって、呪いをかけることがあるとされ恐れられました。
中東では、この邪視に対する護符として「ハムサ」を用いますが、似たようなお守りとして黒い円の縁に青い円がえがかれた円盤を用いる地域もあります。
宗教が変わればハムサも変わる
ハムサは宗教が変わると、呼び名が次の様に変わります。
「ミリアムの手」:名前の由来は、ユダヤ教モーゼの姉「ミリアム」から
「聖母マリアの手」:もちろん「聖母マリア」から
と言われています。
※手に瞳のマークがないものもあるようで、モチーフなども宗教や地域によって変わるようです。
いずれの護符も女性がモチーフとなっているせいか、ハムサは女性のためにつくられた護符という意味合いが強く、安産や子宝など女性特有のご利益のお守りとしても用いられます。
日本人から見たハムサ
トルコや中東、北アフリカなどの風習となっている「ハムサ」ですが、日本でもアクセサリー屋さんに行くとよく見かけます。
↓こういった感じのアクセサリーです。
ネックレスやバングルになっている場合が多いようです。
是非、身につけて「邪視」の根源とされる妬み・僻み・嫉み(ねたみ・ひがみ・そねみ)を打ち払ってください(o^-^o)
「素晴らしいもの、素敵なものは海外の文化でも取り入れる」
というところは日本人の良い所でもあると思います。
今回ご紹介した「ハムサ」は、日本でも探してみると意外なところで見つかるのかもしれませんね。
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管理人のひとりごと
私は普段信心深いわけではないのですが、こういった話を聴くと今度「ハムサ」をお守り代わりに買ってみようかなと思いました。
車に乗っている時は、様々な視線が気になるので、付けておくとなんかご利益ありそうな気がします。お守りをはじめとしたアイテムは、精神的に安心できるので神様を信じているかどうか以前に持っておいてもよいですよね。
それによって勇気づけられたり、大切な自分を見失わなかったり、守るべき人を思い出して強くなれたり、とても素敵なことだと思います(o^-^o)
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました!
執筆者:レタス
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