4K放送はチューナーがないと見れない!4K対応テレビの落とし穴!
どうも、レタスです。
最近は、インターネットなどのメディアに押されテレビ離れが進んでいますね。
私も昔よりテレビの前に座る機会が少なくなりました。
一時期テレビは“オワコン”などとも揶揄(やゆ)されていました。
しかし、そんなテレビが起死回生を図るべく、2018年12月から「4K放送」を始めることをご存知ですか?
「えっ、知らない?」
それも無理はありません。
4Kという言葉だけが先走りして、放送開始の2018年になっても4Kテレビは今ひとつ普及していません。
私の友人・知人に聞いても、
「地デジで十分きれいだからいいよ!」
「4Kって設定が面倒くさそうだからパス!」
という返答が返ってきました。
4K放送・4Kテレビは失敗するのでしょうか?
いいえ、私は4Kテレビブームは2019~2020年にかけてやってくると予想しています!
その理由については、後ほどお答えするとして、すでに4Kに前向きな方は、4Kテレビの購入を検討しているのではないでしょうか。
タイトルにもある通り「4Kテレビ」だけでは「4K放送」を視聴することはできません。
「どうすれば4K放送を見ることができるの?」
「そもそも4Kってなに?」
という方のためにいろいろと調べましたので、ぜひご覧ください。
そもそも「4K」ってなに?
テレビやインターネットで「4K」の文字を見る機会も増えてきましたが、そもそも4Kとは何なのでしょうか。
4K放送を簡単に説明すると、
今見ている地上波テレビ放送が4倍奇麗になることです。
(フルハイビジョン放送の4倍の画素数)
技術的なことはいろいろとあるのですが、これだけ覚えておけば問題ありません。
何チャンネルで見れるの?
4K放送が見れるのは「BS」と「ケーブルテレビ(CATV)」「IPTVサービス(NETFLIXなど)」のみとなります。
・NHK BS4K・8K
・BS朝日4K
・BS-TBS4K
・BSジャパン4K
・BSフジ4K
・SCサテライト放送
・QVCサテライト
・東北新社メディアサービス
・スカパー(全9チャンネル)
・BS日テレ4K
・WOWOW
※地上波での放送予定はなし。
※BS日テレ4Kは2019年12月1日から。
※WOWOW 4Kは2020年12月から。
※8K放送を行うのはNHKのみ
「4K放送」を見る上で必ず知っておきたいことがあります。
それは、現在発売中の4K対応のほとんどのテレビ単体では「4K放送」を見ることができないのです。
※2018年8月現在
「4K放送を見たい方」「4Kテレビの購入を検討中の方」は、この後の説明をぜひ読まれてください!!
4K放送はチューナーがないと見れないの!?
2018年8月現在発売中の「4K対応テレビ」は「4K放送」の視聴に「4Kチューナー」が必要となります。
※ごく一部例外もあります。
「4K対応テレビ」=「4Kが見れるテレビ」だと思っていませんでしたか?
私も調べるまでそう思っていました(^^ゞ
そして、更に調べていくうちにチューナーだけでなく、BSアンテナも必要という事が分かったのです。
【4K対応テレビ(4Kチューナーなし)の場合】
・4K対応のBS/CSアンテナ
・4Kチューナー
【4K対応テレビ(4Kチューナー内蔵)の場合】
・4K対応のBS/CSアンテナ
これだけだと至ってシンプルなのですが、条件に合わせて用意する機材が必要だったり、アンテナがいらない場合もあります。
※以下のテレビ局の4K放送のみを視聴したい場合は、BS・110度CSアンテナ(現行のアンテナ)で問題ありません。
「NHK BS」「BS朝日」「BS-TBS」「BSジャパン」「BSフジ」「BS日テレ」
※1つのケーブルから2台以上のテレビで視聴する場合は「分配器」が必要となります。
※1つのケーブルに「地デジ・BS・CSの電波」が混ざっている場合は「分波器」が必要となります。
※受信感度が低い場合や、沢山のTVで視聴する場合は「ブースター」が必要となります。
できるだけ簡素化したかったのですが、結構ややこしくなりました。
すみません。
でもこれだけの事を知っていれば、お店で購入する際に店員さんとのやり取りもスムーズだと思います。
各ご家庭でアンテナやケーブル、テレビの性能が違います。
実際購入する際は電気店のアドバイスを受けることをお勧めします。
「4K放送」に対するみんなの期待値は?
今までよりも4倍奇麗な映像を見ることができる4K放送。
世の中の4Kに対する認知度は高いのですが、期待度はそれほど高くないようです
以下のデータがそれを示しています。
・4Kを知っているか?
「知っている」「知っているような気がする」を合わせて88.8%
→認知度は高いんですよね。
・4Kを視聴したいか?
「ぜひ視聴したい」「まぁ視聴したい」を合わせて40.0%
→映像をこれ以上奇麗に見たいという欲求は高くない。
・テレビの購入条件
4Kに対応していることが16.9%
4Kチューナーを内蔵していることが14.4%
→こちらも併せて30%強程度、だんだんとパーセンテージが下がってきました(^^ゞ
・4Kテレビを持っている人は5.0%
→ほとんど普及してないですね。持っている人が珍しいくらいです。
・持っていない人で購入したい人は17.1%
→4Kは素晴らしい技術なのですが必要性を感じない人が多いみたいです。
※上記データ:放送サービス高度化推進協会(A-PAB)2018年2月調べ(5000人を調査)
4K放送は普及しないのか?
先ほどご紹介した4Kテレビの認知度を見る限り、4K放送・4Kテレビは普及しないような風潮があります。
しかし、私は4K放送を見る人は爆発的に増えると確信しています!
それは何故かというと、、、
多くの人の「テレビの買い替え時期」と「2020年のオリンピック開催」が重なるからです。
「2009年~2011年」に家電エコポイントという、政府が地デジ普及のために行った割引制度があったのをご存知でしょうか。
その時にテレビを買った方も多いと思います。
実は私もそのひとりです(^^
国の調査によるとテレビの買い替え時期の平均は9年前後のため、家電エコポイントでテレビを購入した多くの人が「2018年~2020年頃」にテレビを買うことになります。
そして2020年には「東京オリンピック」が控えています。
いざテレビを買おうと思った時、せっかくだから「2020年のオリンピック」を4Kの美しい映像で見みたい!
と思うのではないでしょうか?
もし今は思っていなくても、2020年が近くなるにつれてテレビや企業は「東京オリンピック」を「4K放送」で見よう!ということを訴えてくるでしょう。
更に4K放送のプロジェクトは国が先頭に立って行っている事業です。
2018年末~2020年は、4Kを国民に認知させるため巨額のお金が動いて、その結果多くの人が
「オリンピック見るなら4Kで見ないと損!」
みたいな雰囲気になることでしょう。
そして、2018年年末あたりから4Kチューナー内蔵のテレビが沢山発表されます。
こうなってくると、もう4K放送をオリンピックで見ないという理由の方が少なくなってきます。
おそらく2020年以降は4Kチューナーがテレビに付いていることが当たり前の時代になるのではないでしょうか。
4KはBSとCATVでしか見れないため、2019年~2020年はBSやCATVの加入者が増えることも予想されます。
今(2018年8月)、テレビを買おうかどうか迷っている方は、少なくとも年末までは様子を見られることをお勧めします。
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管理人のひとりごと
私はあまりAV機器に詳しい方ではないのですが、家電を購入する時はとことん調べて買います。
家電は結構高いし、長く使うものですからね。
デザイン、機能性、耐久性、将来性をすべて見据えて検討します。
今回の4Kテレビに関しては、年末まで様子見する予定です。4Kチューナー内蔵のテレビは、おそらく出始めは高いと思います。
ですので、もしかすると1年くらいお預けになるかもですね。
4K放送が待ち遠しいです(o^-^o)
皆さんもオリンピックは、ぜひ4Kの映像で臨場感たっぷりに応援しましょう!
執筆者:レタス
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