バスケットボールをプレイするにあたって知っておくべき7つのこと
どうも!レタスです。
私は中学校・高校・大学とバスケを続けてきました。
そして社会人になった今もプレイしています。
「これからバスケを始める人」や「すでにバスケをプレイしている人」のお役に立てるよう、これまでバスケを10年以上続けていて「分かったこと」「知っておくべきこと」をまとめました。
バスケの監督をされている方も是非読んで見てください。
きっと大きな気づきが得られると思います。
逆に上級者の方やプロの方は、物足りなさを感じることがあると思いますので、「メニュー」を見て書いてあることが予測できたら、読まないことをオススメします(^^ゞ
この記事は「バスケ初心者~中級者向け」の内容です。
それでは始めさせていただきます!
1.バスケットはチームプレイ
2.メンバーの特性を活かせ
3.自分の役割を明確にする
4.予測して、予測して、裏をかく
5.相手の癖を見抜け
6.信頼することの大切さ
7.人生に繋がるバスケット
管理人のひとりごと
バスケットはチームプレイ
バスケットは、5対5のチームプレイ。
「約28mX15mのコート」で互いのゴールにボールを入れ合い、その得点を競うゲームです。
当たり前のことですが、この基礎の基礎を意識していないプレイヤーが多いこともまた事実です。
それではチームプレイとは本来何なのでしょうか?
それは1対1のスポーツを考えると、理解しやすいです。
例えば「バトミントン(シングル)」は1対1のスポーツですが、選手が考えているのは「自分の動きと相手の動き」のみです。
これがバスケットのチームプレイなると、選手は自分以外の「味方4人」プラス「敵5人」のことを考える必要があります。
選手は自分のこと以外に、9人の人間のことを考える必要があるのです。
これは結構大変です。
そして厄介なことに他人の考えを予測することは困難です。
だからこそ、そこに「勝機」があります。
自分以外の「選手9人」の内、考えを予測しやすい選手がいます。
お分かりだと思いますが、それは「4人のチームメイト」です。
一緒に練習してきた仲間のプレイは、なんとなく予想がつくものです。
そして技術力は低くても、自分も含めた5人の意思疎通が上手くいっているチームは強いです。
私が考えるチームプレイとは「相手を活かし」「自分を活かす」こと。
そしてそれに必要なことは「お互いの強みを知っている」ことです。
これについては、次項「メンバーの特性を活かせ」と次々項の「自分の役割を明確にする」で詳しく説明します。
メンバーの特性を活かせ
最初にチームプレイとは「相手を活かし」「自分を活かす」ことと言いました。
そして「相手を活かす」には「メンバーの特性」を理解しておく必要があります。
そして、これはチーム全体が共通認識を持っている必要があります。
例えば、、、
B君は3ポイントが入る。
C君はディフェンスが上手い。
D君はリバウンドが強い。
E君はパスカットが上手い。
というような共通認識です。
監督はもちろんですが、チームメンバーも認識しておくことによって、勝つための最短ルートを確保することができるのです。
分かりやすく説明するために例をあげます。
あなたのチームはライバルチームに2点差で負けています。
試合終了まで「残り10秒」。
攻めるチャンスは、おそらく1度きりです。
そんな時、あなたにボールが回ってきました!
仲間を見渡すと、パスが出せるのはB君(3Pシューター)とD君(リバウンダー)のみ。
D君は、ほぼノーマーク。
B君は、ディフェンスが少し離れた位置で付いています。
ここであなががパスを出すのは「B君」「D君」それとも。。。
このような状況になった時、チームメンバーのことを理解している人なら、3ポイントが入るB君へパスを回し大逆転を狙うでしょう。
もしくは何とかしてA君(ミドルシューター)をノーマークにして、延長戦へ持ち込むかもしれません。
または「今日のD君が調子が良い」ことを知っていれば迷わずD君にパスを出すでしょう。
もし自分に自信があるのであれば自らドライブからのシュートを決めているでしょう。
スポーツのプレイにもちろん正解はありませんが、勝利への確率を上げていくには「的確な判断」が必要です。
そしてその積み重ねは、勝率アップという形で反映されます。
チームプレイが「相手を活かし」「自分を活かす」こと。
そしてそれが勝利への最短ルートと言ったのは、こういった背景があるからです。
日頃の練習の時、試合のアップの時など自分のプレイに集中することも大事ですが、それ以上に敵選手も含めた他の選手のことを観察し、知ることが大事なのです。
そしてその蓄積されたデータを用い、的確な判断をすることが、チームを勝利へ導きます。
自分の役割を明確にする
これは「メンバーの特性を活かせ」の逆視点です。
試合中、味方が「あなたの強み」を知っていることで、より的確な判断ができます。
あなたは誰にも負けない自分の強みを持つ必要があるのです。
あなたがリバウンドだけは負けない特性をもっていたとしましょう。
シューターは、あなたがリバウンドを取れる位置にポジショニングしているだけで、落ち着いてシュートを打つことができるでしょう。
これは「この場面はこいつに任せられる」という「味方に対する信頼感」をどれだけ持てるか、持たせられるかです。
そのためには精一杯プレイしている仲間をけなさず、信頼する強い気持ちも必要となります。
予測して、予測して、裏をかく
スポーツは、常に相手の考えを読み合う心理戦。
それでは心理戦に勝つにはどうすればよいのでしょうか。
心理戦に勝つには?
1.「自分の特技」を相手に印象づける
2.「自分の特技」をオトリにして裏をかく。
3.「自分の特技」をオトリにして裏の裏をかく。
分かりやすく例をあげます。
あなたは、練習に練習を重ねノーマークであればミドルシュートが7~8割入るシューターになりました。
相手ディフェンスは、もちろんあなたのシュートを警戒します。
しかし
「シュートを防ぐディフェンスをするということ」=「ドリブルで抜きやすいディフェンス」ですので、シュートに行くと見せかけて、ドライブインしても良いわけです。
「とにかく相手に何かを印象付けてその裏をかく」
ということをしてみてください。
というとあなたはこういう事を言うかもしれません。
「私には得意なことがないから、そんなのできないよ!」
でも安心してください。
得意なことがなくても相手に自分のプレイを印象づけることは可能です。
例えば、シュートを打てるタイミングでもワザとシュートを打たず、仲間へパスを返すだけに徹します。
するとディフェンスは
「こいつ、シュート打ってこないな」
と思って少し気が緩みます。
そこで落ち着いてシュートを打ったり、ペネトレイトしてパスを出したりすると、ディフェンスは次から混乱することでしょう。
どんなプレイヤーでも相手の心を撹乱(かくらん)することができるのです。
集中力が高まっている試合中こそ成長の場です。
サッカーの名将「岡田監督」は、自分が立てた作戦よりもピッチ上の選手たちの判断を優先させる人でした。
逆にそれができない選手は使わなかったらしいです。
監督から言われたことだけを実行するのではなく、その場に合わせた臨機応変な対応を心掛けてください。
また監督は選手がそうなるよう、意識付けを行ってください。
これもまたチーム全体の信頼感、連帯感の構築に繋がることだと思います。
相手の癖を見抜け
おそらく世界中を探しても毎回プレイスタイルが違うような「癖のない選手」はいないでしょう。
選手には必ず「癖」があります。
そしてその「癖」は弱点にも繋がります。
ノールックパスが上手い選手がいたとします。
毎回ノールックで絶妙なパスをする場合は、思い切ってその人が見ている逆の方向に向かって飛び出すと上手くカットできる場合があります。
自分の得意のプレイに関しては、皆自信を持っています。
自信があるからこそ、それが油断に繋がり、そこが「弱点」、「穴」となるのです。
1人のプレイヤーの癖をじっと観察してみてください。
・シュートを打つ時にボールを手から離すタイミング。
・フェイクを入れた後の動作。
・パスの出し方(ループやバウンドなど)。
・プレッシャーをかけた時の対応の仕方。
ジッと集中して、観察しているとさまざまな癖が浮き彫りになると思います。
そして、その癖に「穴」「弱点」に繋がる要素がないかをチェックして、実践で試してみることをオススメします。
信頼することの大切さ
最初にも紹介した通り、バスケットは「チームプレイ」。
そして、自分以外の選手「9人」とプレイするのです。
こんな中で自分の思った通りにプレイができる訳がありません。
むしろコート上では、自分の思った通りプレイができることの方が少ないのです。
そうであれば
・ノーマークなのにパスをくれなかった時
・誰かが自分勝手なプレイに走った時
その相手を信頼しましょう。
きっと自分には見えていない、違う視点での理由があったはずです。
仲間のプレイに「不満」を漏らすと、それがチームメンバーへも伝染し「悪循環のもと」となります。
「惜しい!」や「ドンマイ!」と一言声をかけて、次のプレイに集中するべきです。
それがお互いを「信頼する」ということで、これはバスケだけでなく生き方にも共通する部分です。
人生に繋がるバスケット
あなたは今、中学生ですか?高校生ですか?それとも大学生?社会人?
バスケに限らずスポーツは、きっとあなたの人生にプラスに働いてくれることでしょう。
バスケと関連した私の体験談を以下に記します。
・高校時代:バスケ部を通じて沢山の友達ができた。
・大学時代:バスケに打ち込むことで、毎日が充実したものになった。
・社会人:バスケを通じて健康的な体を維持できています。
私はバスケットボールを生涯続けていきたいと思っています。
そのために大事だと思うことは、
2.危険なプレイ、無理なプレイをしない。
3.準備運動、整理運動をする。
4.協調と礼儀を大事にしてバスケを楽しむ。
というものです。
特に3番の「準備運動」と「整理運動」は大事です。
「準備運動」はプレイ中にケガをしないためです。
筋肉を温める動的ストレッチが有効です。
以下の2つの動画が参考になります。
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「整理運動」は膝・腰などに負担をかけないためです。
整理運動は筋肉を伸ばす静的ストレッチ系が有効です。
ランニング後のストレッチですが、以下の動画が参考になります。
ケガをしないで楽しくプレイしてこそのバスケです。
締めの言葉が、なんだか「幼稚園」か「小学校の先生」が言うセリフみたいになってしまいましたが、一番大切なことだと思います。
管理人のひとりごと
皆さんバスケ楽しんでいますか?
もし今バスケが楽しくないとしても、きっと将来楽しさに変わると思うのでぜひ続けてほしいです。
中学・高校・大学とバスケをやっていた友人がいるのですが、最近(社会人)になってやっとバスケの楽しさが分かった!と言っていました。
私がバスケをしていて楽しいと思う時は、、、
・アイコンタクトで絶妙なパスが通った瞬間。・シュートがリングに触れずに決まった瞬間。
・試合終了ぎりぎりで逆転シュートを決めた瞬間。
・チームメンバーと喜びを一緒に味わえた時。
・2対1以上の苦境で相手オフェンスを防いだ時。
こんな感じです。
これからもずっとバスケを続けていきます。
皆さんも、どうぞ素晴らしいバスケライフを楽しんでくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました!!
執筆者:レタス
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