熊本県の交通事故:件数/原因/死亡者数/から見えてきたこと【最新版】
どうも、レタスです!
先日、運転免許の更新に行きました!
今回の免許更新は感慨深いものがありました。
なぜなら、、、
、、
、
ゴールド免許を獲得したからです!
ゴールド免許になるための条件は
「過去5年以内の無事故・無違反」!!
長かったですorz
子どもの頃必死で手に入れた「ドラクエⅡのゴールドカード」を手に入れるより苦労した(笑
1/2048の確率で手に入るゴールドカードの方が貴重な気もしますが、、、
それはさておき、その時に受けた講習で熊本県の交通事故数を教えてもらいました。
“この内容をブログで発信して安全運転の注意を喚起しなさい”
という天のお告げが聞こえたかどうかは微妙ですが、気になる人もいると思うので紹介します。
交通事故の推移
早速ですが、平成25年から29年まで5年間の熊本県交通事故推移統計です。
25年 | 26年 | 27年 | 28年 | 29年 | |
---|---|---|---|---|---|
事故件数 | 8,732 | 7,584 | 6,641 | 6,151 | 5,786 |
死者数 | 82 | 76 | 79 | 67 | 73 |
傷者数 | 11,225 | 9,650 | 8,537 | 7,929 | 7,369 |
交通事故自体は減っていますが、死者数に大きな変化はみられません。
熊本県の免許交付数は合計62万ですので、1日に約20人の人が交通事故に遭っている計算となります。
1年間に交通事故に遭う可能性は「0.425%」となります。
※平成29年のデータをもとに算出しています。
交通事故の主な原因
交通事故の原因は何なのでしょうか?
それを知って・考えることが、事故を未然に防ぐことに繋がります。
・安全不確認:24.7%
・前方不注意:21.6%
・交差点安全進行:9.3%
・一時停止/徐行:3.8%
・その他:40.6%
こうやって見ると「安全不確認」と「前方不注意」が大半ですね。
当たり前のことですが運転中は、気をそらさず、集中することが事故を未然に防ぐのですね。
さて、ここで知っておくべきデータがあります。
・若者の事故:全体の14.7%
※高齢:65歳以上、※若者:16~24歳
当たり前のことですが、高齢になると判断力が落ち事故になる確率も増えるのですね。
これは、いつか自分も通る道。データを見て再認識できてよかったです。
ここでもう一つ興味深いデータがあります。
それは「安全確認」を怠(おこた)った場合の事故の割合です。
・若者:18.8%
・高齢:32.4%
※高齢:65歳以上、※若者:16~24歳
見たいただければ分かる通り、高齢者の「安全不確認」による事故の割合が大きいのです。
一時停止や徐行運転などはしていても、確認が疎(おろそ)かになり事故となるケース。
交通ルールを守っているので「自分では大丈夫だ!」と思っていても、歩行者を認識できていなかったり、対向車が視界に入っていなかったり、こういった状況で起こる不注意の事故のことです。
高齢者の方は安全確認について、プラス1回確認するくらいの気持ちで行うと良いかもしれませんね。
死亡事故の原因
続いて死亡事故の原因について紹介します。
以下の表にまとめました。
25年 | 26年 | 27年 | 28年 | 29年 | |
---|---|---|---|---|---|
前方不注意 | 25件(26) | 27件(27) | 22件(22) | 19件(19) | 27件(27) |
安全不確認 | 11件(11) | 7件(9) | 16件(17) | 11件(11) | 13件(14) |
最高速度 | 6件(6) | 10件(10) | 4件(4) | 4件(4) | 3件(4) |
一時不停止 | 0件(0) | 1件(1) | 0件(0) | 0件(0) | 0件(0) |
飲酒運転 | 1件(1) | 5件(5) | 3件(3) | 0件(0) | 5件(6) |
※()内は死亡者数
一番数値が高いのは「前方不注意」が一番危険な運転だという事が分かります。
最近はスマホを見たり、テレビに見とれたりすることも多いと思います。
しっかりと前を見て運転することが死亡事故を防ぐ第一歩となります。
死亡事故の特徴
続いては、死亡事故の特徴について見てみましょう。
・高齢者:44人
・自動車乗車中:21人
・歩行中:35人
・夜間:37人
・若者が原因:7件
・飲酒運転:5件
これもやはり全体の6割強が高齢者の方となっています。
そして運転免許の講師さん曰く、シートベルトをしてない人が死亡事故に遭う確率が高いらしいです。
「シートベルト未着用」=「運転を甘く見ている」=「交通事故に遭う」ということでしょうか。
一事が万事ですね。
「自動車乗車中:21人」の内シートベルト非着用だった人が「9人いて、そのうち7人はシートベルトをしていれば助かる事故でした。
このことからシートベルトの重要性もわかります。
交通事故の措置
実際に交通事故を起こしたら、おそらくパニックになるのではないでしょうか。
少なくとも平常心ではいられない人がほとんどでしょう。
ここでは交通事故を起こした際に行うべき措置についてご紹介します。
1.交通事故を越した時は、直ちに車両の運転を停止して、負傷者を救護し、119番へ通報しましょう。
2.事故の続発・誘発を防止するため安全な場所(路肩、空地)に車を移動させエンジンを切ります。
3.負傷者がいる場合は、救急車が到着するまで可能な応急手当てをしましょう。また道路上に積載物が転落した場合は、路外に除去しましょう。
まず、次の点について負傷者の状態などを観察しましょう。
1.反応はあるか?
2.呼吸はしているか?
3.出血はどうか?
1.反応がない場合:頭を後方にそらせ喉をひろげ、気道がふさがらないようにします。
2.呼吸がない場合:心臓マッサージ(胸骨圧迫)、気道確保、人工呼吸を行います。
3.出血している場合:傷口に清潔なガーゼや布を当て、手でしっかり押さえます。
4.110番などで警察に事故の発生場所、負傷者数や負傷の程度、事故に遭った車の積載物などを報告し、指示を受けてください。
5.その後は、現場に到着した救急隊員や警官の指示に従ってください。
管理人のひとりごと
ベテランドライバーの皆さんは、運転中1度や2度はヒヤッとしたことがあるのではないでしょうか。
私は、今のところ「無事故」ですが何度かヒヤッとしたことがあります。
地方では、交通機関が発達していないため車の運転がどうしても必要となります。
特に高齢者ドライバーとなれば尚更です。スポンサードリンク
そして日本はこれから超高齢化社会を迎えます。
自動運転の技術をはじめとした、事故の発生を未然に防げるようなシステムに期待したいものです。
事故は自分が気を付けておいても、被害者になった場合は避けられません。
万が一に備えて保険に加入しておくのはもちろん、非常時の対応をしっておくことで助けられる命が増えるかもしれません。
今回のこの記事を他人事ではなく自分事として捉(とら)えていただけましたら幸いです。
執筆者:レタス
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